取引と会社が同期される仕組み
HubSpot同期が実行されるタイミング、取り込まれる内容、差分同期の仕組み、手動での実行方法
Steve Documentation Team
hubspotsyncdealscompaniesimportincremental-syncpmm
概要
Steveは、HubSpotの取引と会社のコピーをバックグラウンドで最新に保ちます。このページでは、それがいつ起こり、各実行が何をし、どうすれば手動で走らせられるかを説明します。
対象者: 📣 PMM/管理者、および 🎯 取引がまだ表示されない営業担当。
同期が実行されるタイミング
| きっかけ | 同期対象 |
|---|---|
| HubSpotを接続したとき | 取引 と 会社 — 初回の全件インポート |
| フィールドマッピングを保存したとき | 取引と会社(新しいプロパティ選択で) |
| 毎日の自動実行 | 取引と会社、UTC 00:00 |
| 取引テーブルの「Sync HubSpot Data」 | 取引のみ |
毎日の実行は、HubSpot接続が有効なすべての組織を対象とします。スケジュール設定は不要です。
各実行の処理内容
- アクセストークンを更新する。 HubSpotのアクセストークンは30分で失効するため、毎回リフレッシュトークンで新しいものを取得します。
- 対象期間を決める。 その組織について取り込み済みの最新
hs_lastmodifieddateを確認します。- 前回の同期がない → 全件同期。ポータル内の全取引を走査します。
- 前回の同期がある → 差分同期。そのタイムスタンプ以降に更新された取引だけを取得します。
- プロパティ一覧を組み立てる。 基本の取引プロパティ、マッピングした6つ、フィールドマッピング で選択したものを、重複を除いて結合します。
- HubSpotをページングする。 100件ずつ取得し、Steveの形式に変換します。
- アップサートする。 新しい取引は挿入し、既存の取引はその場で更新します。取引はHubSpotの取引IDで照合されるため、同期を再実行しても重複は生まれません。
- 新規取引だけ分析キューへ。 新しく挿入された 取引だけがAI分析へ送られ、取引サジェスト が生成されます。再同期された取引は再分析されません。
- 勝敗トリガーを確認する。 取引同期のあと、受注・失注に移った取引を探し、設定済みの勝敗サーベイをスケジュールします。
会社も同じ流れで、各会社の最終同期日時を差分の基準に使います。
取引で取り込まれる内容
| Steveの項目 | HubSpotのプロパティ |
|---|---|
| 取引名 | dealname |
| ステージ | dealstage |
| 種別 | dealtype |
| 説明 | description |
| 金額 | amount |
| 通貨 | deal_currency_code |
| クローズ日 | closedate |
| パイプライン | pipeline |
| 作成・更新日時 | createdate または hs_createdate、hs_lastmodifieddate または modifieddate |
| Steve Channels、Steve Usage、Loss Reason、Win Reason | マッピングしたプロパティ |
| 競合 | マッピングした競合プロパティ。JSON配列、name を持つオブジェクトの配列、単純な文字列のいずれも解釈します |
| プロジェクト | マッピングしたSteve Projectプロパティ。実在するプロジェクトかを検証します |
| 関連通話 | steve_connected_calls |
| その他の選択済みプロパティ | 取引に保存され、テーブルの列として利用できます |
HubSpotの生データも解析済みの項目と並べて保存されます。これが Expand deal details ダイアログと追加列の元になります。
会社で取り込まれる内容
名前、ドメイン、業種、説明、電話、市区町村、都道府県、国、郵便番号、Webサイト、従業員数、年間売上、ライフサイクルステージ、HubSpotの担当者ID — に加えて作成・更新日時と生データです。
プロジェクトの自動割り当て
- 組織にプロジェクトが1つ → 取り込まれた取引はすべて自動的にそこへ割り当てられます。
- 2つ以上 → マッピングした Steve Project プロパティに有効なプロジェクトIDが入っていればそこへ割り当てます。組織内のプロジェクトと一致しない場合は警告をログに残し、インポートを失敗させずに未割り当てのままにします。
- どちらにも当てはまらない → 未割り当てで取り込まれます。取引テーブル または 取引サジェスト から割り当ててください。
任意のタイミングで同期する
取引 テーブルのヘッダーには2つのアイコンボタンがあります。
| ボタン | 動作 |
|---|---|
| Sync HubSpot Data(クラウドダウンロードのアイコン) | バックグラウンドで実際にHubSpot同期を実行します(取引のみ)。トースト: 「HubSpot deal sync started. Data will update shortly.」 |
| Refetch(円形矢印のアイコン) | Steve自身のデータベースを読み直します。高速ですが、HubSpotへは アクセスしません。 |
HubSpot側で何かが変わったときは Sync HubSpot Data、Steve側で編集した内容を反映したいときは Refetch を使ってください。
同期は非同期です。トーストは「開始した」ことを示すもので、「完了した」ことではありません。大きなポータルでは数分待ってから Refetch してください。
取引が見つからない理由
| 症状 | 考えられる原因 |
|---|---|
| 作成したばかりの取引が無い | 次の定期実行がまだ来ていません。Sync HubSpot Data をクリックしてください。 |
| 古い取引が一度も出てこない | 初回同期以降に更新されておらず、その初回同期でも取得されなかった。HubSpot側で取引を更新して hs_lastmodifieddate を進めてから同期してください。 |
| HubSpotには値があるのにSteveでは空 | 選択済みプロパティに含まれていません。フィールドマッピング で追加して保存してください。 |
| 何も取り込まれない | 誤ったHubSpotポータルに接続している可能性があります。トラブルシューティング を参照してください。 |
次のステップ
- 取引テーブル — 取り込んだデータを扱う。
- 会社タブ — 会社側の情報。
- 取引サジェスト — 新しく取り込まれた取引に起こること。
- トラブルシューティング — 同期がうまく動かないとき。